今年度は昨年と同様に土壌分析結果も参考にして、化学由来の窒素成分を減少させ、土づくりにケイ酸を多く含む肥料を用い丈夫な稲茎を育て、倒伏し難くすると同時に米の食味も改善することを期待しています。
農薬も適量を守り、化学成分数も少なくするように努めています。
令和元年度も昨年に引き続き、新潟県の特別栽培米に申請し(認証番号、K19048 )、これに適合した栽培を行いました。
グリーン倍度 56㎏/10a(育苗期に使用)
化学由来窒素成分0.026㎏/10a
ようりん 40.4kg/10a(土づくり、田起こし前に施肥)
化学由来窒素成分なし。りん、ケイ酸を補充す
る。
ケイカル 100kg/10a(土づくり、田起こし前に施肥)
化学由来窒素成分なし。ケイ酸を補充する。
ブルドミン1-α 50kg/10a (元肥、田起し時に施肥)
35.7㎏/10a (穂肥)
有機肥料であり、化学由来の窒素成分なし。
合計化学由来窒素成分量 0.026㎏/10a(許容使用料4.5㎏/10a以下)
アプライプリンス箱粒剤10 1kg/10a 殺菌剤として田植え前の苗に使用
化学成分 フィプロニル
チアジニル
STダコニール粉剤 0.3㎏/10a 田植え前に使用
化学成分 TPN
ボデイガードプロジャンボ 300g/10a 除草剤
化学成分 テフリルトリオン
トリアファモン
スタークル粉剤DL 3kg/10a カメムシ防除剤
化学成分 ジノテフラン
合計使用化学成分数 6 (許容化学成分数 9以下)